いずれ子どもから聞かれる質問
「何のために勉強するの?」
「なんで学校に行かなきゃならないの?」
私自身は子どもの頃、ぼーっとしていて受身だったためか、このような疑問をもったことはなく、これについて深く考えたことがありません。
そのため、子どもからこのような質問をされた場合に、答えられる自信もありません。
そこでこちらの本を読んだところよく理解でき、これまでの自分の学びの意味も振り返ることができました。
何のために勉強するか
- 勉強するのは〈自由になるため〉
- 〈自由〉というのは、「生きたいように生きられる」こと。できるだけ納得して、さらにできるなら満足して、生きたいように生きられる実感
- 〈自由〉に生きるためには、必ずなんらかの「力」がいる
⇒ 勉強をするのは、わたしを〈自由〉にしてくれる「力」を身につけるため
※障害や病気などでそうした「力」を十分身につけることがむずかしい場合は、できるかぎりの「力」をはぐくむこと、そうした人たちの〈自由〉をしっかり認められるよう一人ひとりをはぐくむことが、学校の使命。
何のために学校に行くのか
- 〈自由〉に生きるための基礎的な力を学ぶため
- 「学ぶ力」をどれだけ自分のものにできるかも重要
- お互いがお互いに、相手が〈自由〉な存在であることをいったん認める〈自由の相互承認〉が必要で、学校は〈自由の相互承認〉の”感度”をはぐくむための場所。
⇒ これからは、受身ではなく「探求型」「プロジェクト型」と呼ばれる学びのスタイルが大切になる
⇒ 学校も変わる必要がある