息子とおかん,学びを楽しむ

ひとりっ子息子の学び,遊び,強み,習い事,好きなことや,おかんの学び,遊び,働き方,家事の効率化について綴る。

ブックレビュー『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣』

kindle unlimitedで読みました。

 

概要

脳科学者である篠原菊紀先生の本です。

篠原先生はポピーの監修もされています。

この本では,

頭の良さとはどういうことかということと,

頭の良さに関わる「ワーキングメモリ」と「やる気」の伸ばし方,

その具体的方法であるあそびと習慣が書かれています。

 

頭の良さとは

「頭がいい」かどうかは,「ワーキングメモリ(作業記憶)の力」と「やる気」が左右すると考えられます。

 

ワーキングメモリとは

ワーキングメモリとは,記憶や情報を「脳のメモ帳」に一時的に貼り付け,何かの作業をすること。

これが,考える力や段取り力の基礎となります。

脳の前頭前野の働きが大きく関わってきます。

前頭葉は,8歳から13歳ぐらいでいったん完成し,その後もゆっくりと成長します。

60歳になっても伸びる人もいるそう。

逆に,早めに成長するよりやや遅れて成長する方が,IQなどが高まります。

ゆっくり育つ部位ほど,環境の要因は大きくなります。

子どものワーキングメモリを育てるには,適切な課題設定が重要となります。

本人にとって,「きついが,がんばればできる」というラインを見極めるのがポイントです。

 

やる気の基礎をつくる

やる気とは,ある動作の手順と快の結びつきです。

つまり,それをするといい感じ,と直感的に感じられること。

ではどのように「快」のタグを貼るか?

1つはほめること。

やる気や努力をほめるのが大事。

しかしほめることは外発的動機にすぎません。

ほめられた中で本人が達成感を得て,内発的動機が育つことを待ちましょう。

 

8つのあそび

大事なのは「頭を使うことはおもしろい」と感じること。

楽しくやることが一番大事です。

幼児期におススメのあそびとして8つあげられています。

  1. 迷路
  2. 間違い探し
  3. 積み木あそび
  4. 数字あそび
  5. 文字あそび
  6. 「あたまとり」(しりとりの発展形)
  7. 読み聞かせ
  8. 体を動かす

があげられています。

 

習慣

また大事な習慣として,5つあげられています。

    1. 適度な運動をする(自然体験も重要)
    2. 手を使った作業をする
    3. 料理の手伝いをする
    4. 人とかかわる
    5. バランスの良い食事をとる

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