図書館で借りました。
予約が何件も入っており,忘れたころにまわってきました。
人気の本のようです。
概要
著者の勝間和代さん,最近ではyou tubeなどでも情報発信されています。
私も朝の家事時間に,勝間さんのyou tubeを拝聴しています。
この本では,
超コントロール思考はどのようなことでなぜ必要なのかという考え方の軸と,
それを実践するための方法が書かれています。
方法としては,
仕事,お金,健康,人間関係,家事,娯楽の
コントロールについて書かれています。
具体的な方法は,
勝間さんのyou tubeや他の書籍でも詳しく紹介されています。
私にとっては,コントロール思考の考え方そのものが参考になりました。
コントロール思考とは
「コントロール」というと,効率的に人を動かすような悪いイメージがあります。
しかし勝間さんが言うコントロールとは,周りの人とより良い生活をするためのもの。
コントロールするとは,
「受け身的に生きるのではなく,自分が主役となって主体的に生き,そして,環境や周りに働きかける」
と書かれています。
そのために,
- 自分のストレスや問題意識に気づく
- さまざまな世の中の枠組みについて当たり前と思わずに,それを疑ってみる
- 自分の力だけでできることは少ないので,いろいろな人と協力体制を組む習慣とそのスキルを身につける
- 様々な選択肢や解決法を知る
が重要とのことです。
また,超コントロール思考の持ち主になるために
- 選択肢を広げる
- 知識を得る
が必要です。
そして,自分は影響を与えることができると信じることが大事ともされています。
それが主体的な生き方へとつながります。
子育てにおいても,幼少期から自分の環境をコントロールしようとする意識を育むことは,
頭を良くする上に,人生のかじを自分でしっかりと取れる人間に育てることができるそうです。
このような思考が生まれた背景には,
勝間さん自身が元々はさまざまな過敏性をもち,自分でコントロールしていかないと日常生活を送ることができなかったからだそう。
以下,私自身が参考にしたいことをあげます。
人間関係のコントロール
- コントロールの対象は相手ではなく自分ということが大事。
- 自分の言葉や考え方をコントロールすることによって,人間関係をコントロールする。
- 自分が親切にできる場面では,余裕がある限り何でもやっておく。
- 「ねたましい」「うらやましい」と感じたら,得するチャンスが訪れたと思って,その対象相手からできる限りのことを学ぶ
- 「書く」ことで人とつながる
家事のコントロール
- 「週末まとめて」ではなく,「その日の家事はその日のうちに」
- 丸一日家で仕事をしている日(3人暮らし)では,
- お皿洗いは食洗機で1日3回
- 洗濯は洗濯機で1日2回
- 掃除はブラーバもしくはルンバの稼働が1日2回
- 食事の支度は朝に1日食べる分をまとめて作る(1日1回)
- いかに「自分でやらないか」を全力で考える
さっそく実践の時?
この本を読んでいる最中,夫の異動の話が…。
精神的なストレスは軽減しそう。
それはよかった!
そして土日勤務となるそう…。
え?
週末の外出はどうなるの?
平日,家にいるの?(私は平日家で仕事をすることも多いのです)
と頭をよぎりましたが(ずっとよぎっています),
自分と家族のより良い生活のため,
いろんな情報を手に入れ,選択肢を増やし,
試行錯誤しながら,気持ちよく生活していきたいです。