年長3月,昨日朝の学習記録
- そろタッチS12 2面 ステージクリアUステージへ
- ピアノ
- DWEライムTAC5枚,FFW1ページ,歌1曲
私は一日仕事。
子どもはお父さんと一日過ごし,午前に一緒に習いごと。
インタラクティブな読み聞かせ
これまでの子育ての中で,絵本の読み聞かせは,子どもと親の楽しみとなり,毎晩の日課となっています。
寝る前に,子どもが選んだ5冊を読む習慣。
図書館を大いに活用しています。
これまでは,親が読み聞かせているものを,子どもは黙って聞いているというスタイルでしたが,
インタラクティブな読み聞かせが効果が高いという記事を読み,
この本を読んでみました。
主に小学校などで行う読み聞かせの方法が紹介されていましたが,
家庭での読み聞かせでも参考にできる点がいくつかあったので,
印象に残った点をまとめます。
この本で紹介されている読み聞かせ方法
- 対話読み聞かせ…読み手と聞き手が双方向の話し合いをしながら読み進める
- 考え聞かせ…読み手の頭の中で起こっていることを声に出して紹介する
- いっしょ読み…読み手と聞き手が一緒に読む
読み聞かせの目的は何か
- 読み聞かせの目的は何かを再確認しよう。目的が違えばその方法も違ってくる。
- 読み聞かせの対象も考慮。対象が異なれば目的と効果も異なる。幼児と小学生は目的も異なる。目的と方法は常に吟味し続けることが大事
- 読むことは受身ではなく,主体的かつ積極的な行為
日本で理解されている読み聞かせの目的
- 聞く力を育てる
- 言葉から想像する力を育てる
- 文章の理解力(考える力)を育てる
- 本に題する興味を育てる→読書が好きになる
- 読み手と聞き手の交流
- 語彙を豊富にする
- 思いやりの心が身につく。心や精神の安定が得られる
- 集中力がつく
- 多くの知識や間接的な体験を得られる
欧米で理解されている読み聞かせの目的
- 読み方を学ぶためのコマーシャル
- すらすら読めるようになるのを助ける
- 一人で読むよりも,高いレベルで読み,聞くことができる
- 自信がもてるようになる(自分と同じ考えを見つけられる)
- 読みのコミュニティを築く
- 理解のためのスキル強化
- 多様なジャンルやテーマとの出会い
- 話し言葉と書き言葉を結び付ける
- 書き言葉の機能を理解する
- 文学的な要素を理解する
- 書く力の向上
- 価値ある話し合いを可能にする
子どもたちが本について考えられるようにしていくことは,まさに生きていくこと全体に関わることであり,読むことを教えていくことの本質とも言えます。そして,本を読んで考えていくことを教えていく極めて効果的な方法として,読み聞かせを使っての話し合いがあります。
いずれ子どもたちは,本について話し合う人がいなくても,自分で思考を発展させていけるようになっていきます。
(本についての)質問を繰り返し行うと,いずれは自らに同じような質問をするようになっていくのです。
読み聞かせの内容を理解し楽しむためには
- しっかり聞いて,心の中にその世界を思い浮かべる
- 自分や身の回りにあることと関連付ける
- 疑問や質問を考えられる
- 行間を読める
- 前後を考えながら読んで楽しむ
- 何が大切な情報で,何はそうでないかを判断できる
- 自分の理解を修正しながら読む
これまで読み聞かせについて,無理に感想を求めないことがよいと聞いたことがありましたが,違う内容となっていました。
読み聞かせをした内容をもとに,質問などをすることで,考えを深めることができるというのです。
そしてその効果は大きいと。
それは,対象と目的が異なっていることも大きいと思われます。
子どもも小学生となります。
小学生の子どもへの目的を意識して,でも,楽しめるように,質問することにこだわって嫌にならないように,これからも読み聞かせを楽しんでいきたいです。