幼稚園再開
6月から幼稚園が再開しました。
1日1時間ほどですが。
4月から年長。
新しいクラスとなりましたが、そのクラスメンバーも二つに分かれて登園。
半分の人数のお友達としか会えません。
子どもは、休園中には家での生活を楽しみながら、幼稚園に行けないことを残念がっていましたので、緊張しながらワクワクして登園しました。
登園開始後、つかれたのかな?
1日目はにこにこ顔で帰ってきて「お友達の○○くんと○○をして遊んだ」などと楽しそうに話してくれました。
2日目、帰り道言葉は少なく、足取りも重い様子。
「今日は何して遊んだの?誰と遊んだの?」と聞いても「忘れた」と。
家に帰って、積み木あそびをしたり、約束していた白玉団子づくりをして、楽しく過ごしました。
その後、夕食づくりも一緒にすると手伝ってくれました。
元気は元気のようです。
私から「久しぶりに幼稚園に行くと、少し疲れるかもね。お母さんも久しぶりにお仕事に行くと、仲間と会えて楽しいこともあるし、少し疲れることもあるよ」と話すと、神妙そうに聞いており、「久しぶりだから場所とかわからなかった」などとぽつんと話しました。
久しぶりで疲れたようです。
環境の変化は大人でも疲れます。子どもはそれをうまく表すことができないでしょう。
それから勝手がわからなかったり、もしかしたらお友達とうまく遊べないこともあったかもしれません。
母が気をつけること
もともと、外で嫌なことがあったりケガをしたりしても、家で話すことはありませんでした。
これまで私が厳しくしすぎたせいだろうかと心配した時期もありました。
それもあるかもしれませんし、子どもの性格もあるかもしれません。
そこでどうしても聞き出してしまいたくなるのですが(今回もついつい今日の様子を聞いてしまったのですが)、グッと我慢が必要でした。
今回だけではなく、これからもこのような変化があるだろうし、そのようなときの母としての対応は大事だろうと思いました。
今思いつくこととして、
- 子どもの様子を観察する
- 様子がわかればあまり詮索しない
- 家ではゆっくり好きに過ごす時間をつくる
- 美味しいものを食べる
- 上記のことができるように母が余裕をもつ
ということでしょうか。
これから子どもはどんどん外の世界に出ていきます。
いろんなことがあるかと思います。
家が港になりますように。
ついつい厳しくなりがち、心配しすぎなので、心に留めていきたいです。
高濱正伸先生の本の中で、お母様のこんな対応が書かれていました。
先生が小学生の頃、クラスメートにからかわれて落ち込んでいた時、いつもと違う先生に気づいたお母様がしたことは一つだけ。
「あんた、言わんこつあるね。言わんでもよかよ。あんたが元気ならお母さんはそれで安心たい」理由を問いただすことはせず、ただ、こういって私を抱きしめてくれました。
それによって先生は気持ちをリセットし、学校に行っては落ち込み家に帰れば回復することを繰り返していくうちに、学校も敵だらけではないことがわかり、気が楽になっていったそうです。
こんなことができるかなあ。
何かの機会にはまたこの本を読み返したいです。