玉井満代さんの「9歳までに国語と算数の力を同時に伸ばす本」を読みました。
玉井さんは”イメージング力”、つまり、イメージできる力を大切にされていて、本の中では、イメージング力が必要な理由とイメージング力を育む方法が書かれています。
ポイントをまとめます。
国語
- 言葉のイメージング力こそ真の意味での国語力。自分の考えを表現するために不可欠で、学力の根源。
- 言葉や表現が表している場面や状況をイメージすることが大切
- 言葉には、歴史・文化・慣習などがつまっている。それを身につけるためには、親が意識して使うこと
- 作文は「表現」なので、9歳までは自由に文を書かせる
- 本を読んでいてわからない言葉が出てきた場合、小さいうちはお母さんがすぐに教えてあげてもよい、高学年になったら、①とにかく一気に最後まで読む、②読み終わってから意味を調べる、と良い。全体のストーリーがわかっていると、はっきりとイメージ化できるから。
算数
- 文章問題もイメージできるかが勝負
- 図形問題はイメージング力が大事。小さい頃からの習慣づけ。
子どもがやる気を出すコツ
- 自分で宿題をやるためには、自分で決めて実行するサイクルを作る。親はひたすら忍耐。「信じてる作戦」。だまされるふりをして、できたときは大げさに喜びほめちぎる。
- とにかく書くことが大事。書いたらその行為をほめて、書くことを嫌がらないようにする。
まとめ
小さい頃から、言葉や算数に関するさまざまなモノにふれること、そしてそれを親子で楽しむことがイメージング力につながるのでは、と感じました。
書く力、といえば、こちら気になります。
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