お母さんは子どもの気持ちがわかる、なんて言われます。
でも、正直わかりません。
突然怒り出したり、いつまでも泣いていると、なんで?と思ってしまいます。
自分に余裕がないと、こちらまで感情的になってしまうこともあります。
かといえば、外でお友達とけんかをしたり、空手でこてんぱんにやられた後でも、
いつもよりは口数が少なくなるものの、平静を保っていることもあります。
どうしたの?と聞いても、何でもない、と。
本当はどう感じているのか、と母としては心配になることもあります。
子どもとはいえ別人格なので、何でもわかるわけではありません。
でも、少しでもわかりたい、という気持ちもあります。
こちらの本をこどもと一緒に読んだとき、
子どもの気持ちを垣間見ることができ、少しホッとしました。
14個の「きみならどうする?」が書かれています。
未知のことに対してどうするか、すんなり事が運ばないときどうするか、
などの状況の質問に子どもは直感で答えたり、いろいろ考えたりします。
返答から、興味のあることには進んでいく、困っても何とか考える様子を垣間見ることができ、なんだか安心。
ひよこが逃げ出すページで、息子は
「ひよこはそのままにする。だってお散歩しているだけだから」
と答えていましたが、私もそのような気持ちで子どもと過ごしていきたいと教えられました。